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「建築の四層構造」とは、著者の難波氏が様々な物事を読み取り、分析するために生み出した思考のシステムである。
そのシステムの思考形態と方法論は「建築」のみにとどまらず、この「社会」という空間の分析と解析にも適用することが可能なのではないだろうか。
本書はそのシステムが生み出されたプロセスと、その背後にある総括的な思想群と実践の紹介である。
多種多様なジャンルに及ぶコンテンツは著者の徹底した歴史観と様々な経験によって一つのストーリーにまとめあげられるのである。
建築に携わる人のみならず、幅広くお勧めです。この社会において「思想」を表明するということの意味について考えさせられるのではないでしょうか。
参照文献や、著者が影響を受けた書籍等が図版付きで紹介されている点も大変参考になります。
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