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貧困、エイズ、内戦…。本書を読む前に、私がアフリカに対して抱いていたイメージは偏見そのものでした。本書を読んで良かったのはアフリカに対して、とても前向きなイメージが生まれたことです。当然ながら、筆者はネガティブな側面があることを否定しません。歴然たる事実だからです。そういう側面がありつつも、もはやアフリカは施しの対象ではなく、巨大なマーケットである、というのが本書が主眼なのでしょう。巨大なマーケットであることの証拠については、本書にこれでもかと言わんばかりに紹介されています。仰々しいかもしれませんが、新しいアフリカに出会いたい人にとっては有益な本であることは間違いないです。
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仕事で中国担当をしていること、また中国初のビジネス書ベストセラーということで読んでみたが、大変参考になった。ここまであからさまに書いてもいいのか?と一般の綺麗ごとだけのビジネス書にとどまらない内容。実は中国も日本もビジネスでの苦労は同じであり、また経営トップ、そしてビジネスのあるべき姿は一緒だということを痛感した。

入門書としては最適であるように感じたが、あくまでそれ以上ではないよう思える。入門書として用語説明や、項目ごとの文献紹介はとても親切でわかりやすい。紹介されている文献も、本書から自分の興味に合わせ、しかもレベルアップができるようなラインナップになっていて、自分の世界を広げる目的を持っている人に対しては良書と言える。
しかし四人による共著という事で、私は著者によってやや解釈に疑問を持つ部分があった。特にPart1。「スクールカウンセラーが生徒の相談にあたり、字幣行は学校事務員が受け持ち、清掃・営繕業務も専門の職員に委ねている」アメリカの体制と比べ日本を筆者は「未発達」と呼んでいるが果たしてそうだろうか。
確かに分業を行えば、教師のバーンアウトは減り、仕事も楽にはなるであろう。担任の教師がカウンセラーに生徒の相談を任せる事は良い事なのだろうか。現在教師の事務的な
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社会学という学問は物事を客観的に観察する事に長けているため、問題も冷静な視点で眺める事ができる。しかし実際、どこまで教育のような問題を客観的に見てよいものか疑問に思う。前述のカウンセラーの問題なども、逆に問題を棚上げにしているように思う。
バーンアウトを減らす事も大事であるが本来の教師の役割を見つめてこそではないだろうか。業務分担も一長一短。多様化する現代にこそ、...

「建築の四層構造」とは、著者の難波氏が様々な物事を読み取り、分析するために生み出した思考のシステムである。
そのシステムの思考形態と方法論は「建築」のみにとどまらず、この「社会」という空間の分析と解析にも適用することが可能なのではないだろうか。
本書はそのシステムが生み出されたプロセスと、その背後にある総括的な思想群と実践の紹介である。
多種多様なジャンルに及ぶコンテンツは著者の徹底した歴史観と様々な経験によって一つのストーリーにまとめあげられるのである。
建築に携わる人のみならず、幅広くお勧めです。この社会において「思想」を表明するということの意味について考えさせられるのではないでしょうか。
参照文献や、著者が影響を受けた書籍等が図版付きで紹介されている点も大変参考になります。